~僕らには夢がある~ 

夕方5時の大人の時間

bar

今日はちょっとした思い出話を。

幼少期よりカーステレオでAMラジオもFMラジオも流れていた我が家ですので、
映像のないラジオにも抵抗なく楽しむ子供でした。

自分が自由に使えるラジカセが我が家に来た時には
周波数をぐるぐる回してはどんな音が聞こえるかワクワクして

田舎からはどうやっても受信が難しい
ニッポン放送やTBSラジオに周波数合わせては
必死に聞こうとしたものの

なぞの言語の放送しか聞こえず、
「世界って案外近いんだなぁー」と
小学生ながらに思っていたものです。

中学、高校となるにつれ、
FMラジオ独特の番組構成が好きになり、
その魅力に決定的に影響を受けたのが、
TOKYO FMをはじめとしたネット局で放送された
「SUNTORY SATURDAY WAITING BAR AVANTI」
(サントリー サタデーウェイティングバー アバンティ)でした。

この番組、
ドラマパートとインタビューパートに分かれていて、
毎回テーマとなる事柄の第一人者がバーに来て、

常連客とその話をわかりやすく、ディープに語る
という形式で進んでいきます。

バーで繰り広げられる会話は
大人な雰囲気と世界観があり、
ドラマパートはそのインタビューパートへ
スムーズに入るための導入部です。

「西麻布の仙台坂」「ジェイク」「常連の紳士さん」
この番組のキーワードとなる言葉は
上京してからも憧れのものでした。

まだ夕方の時間帯に
バーという大人の社交場を覗き見しているようで、
背伸びをした気持ちとワクワクがあり、
そこで知った知識や言葉や考え方に
影響を受けました。

いつか行ってみたかったなぁ、「AVANTI」。

下戸の私はソフトドリンクカクテルを
お願いするしかないんだけれど・・・

この番組は
知見を深めるきっかけになったし、
耳からの情報だけという状況で得た知識は
当時の私にとっては、創造力を鍛えるための
大きなのツールだったように感じます。

ちなみに放送終了した現在でも
TOKYOFMのホームページでは
番組で放送されなかった未公開トークを
聞くことができます。

SUNTORY SATURDAY WAITING BAR AVANTI PODCAST

西麻布という地名を聞くと、
脳内でグラスの中の氷の踊る音が
聴こえてきます。